日別アーカイブ: 2019年10月23日

サルコペニアvs.ロコモティブシンドローム

突然ですが

深刻すぎる若者の体力不足

先日、会員様との会話の中で
「若い人たちの筋力低下が問題になってるけど、本当に年とってからいざ体鍛えようと思っても思うようにいかないからね…ケガしたりしてさ~
痛みがでると運動したくなくなるからね…今のうちにやっとくべきだよ…」

おっしゃるとおりでございます!

近年はトレーニングブームもあいまって皆さんこぞってジムに通ってらっしゃる感じなので随分改善されているのではないでしょうか(^-^)

しかしながら、高度経済成長期以降に生まれた人たちは日常的に身体を使うことが極端に少なくなっているのは事実!
コンピューターやゲームの登場で走り回って遊ぶ機会を失い交通網の発達で歩く距離も減り、しゃがんで用を足す和式トイレも消え、若年層の体力は落ちるべくして落ちていると。。。

例えば、交差点を急いで渡ろうとしただけでアキレス腱を断裂したり(;’∀’)
ゴルフの練習中に肋骨を疲労骨折するなど、まだ若者と呼ばれる世代にこのようなケガが増えていて(実際、お客様でいらっしゃいます💦)、特に部活動やスポーツにいそしんでこなかった40代以下の人たちは骨、筋肉、関節などの運動機能が確実に低下しているといいます。

 

骨も筋肉もピークは20歳前くらい(-_-;)

筋力は鍛えることができるのですが骨量は減少を食い止めることしかできないので運動と栄養が不足したまま大人になった人は対策を講じないと老化スピードが加速する危険性が‼

 

あるスポーツドクターによれば

「日本の高齢者は若い頃の運動量が豊富で体力維持や健康の意識が高く運動人口も多い。
一方、若年層の多くは子供の頃から運動習慣がなく腹筋が弱い人が目立つ。
背筋は立ってるだけでもある程度は維持できるが腹筋は意識的に運動して鍛えるしかない。腹筋が弱いと若いうちから腰痛を発症したり転びやすくなる。」

一概には言えませんが運動機能の低下は早めに食い止めないと近い将来恐ろしい事態を招く可能性があると。

異常なほど全身の筋量、筋肉が減り日常の動作が制限されるサルコペニアという病態が若年化しているという報告があります。
一般に70代以降に発症することが多い病状ですが最近では40代での発症例も珍しくないとのこと。

また、筋肉の減少によって起きるサルコペニアに対し、骨、筋肉、関節など運動機能全般が低下した病態がロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼ばれるものですが、これも高齢者だけの症状だと思ったら大間違いで20代のうちから進行しているケースもあるそうです。(恐ろしい)

骨量の減少を最低限に抑え筋肉量を増やすために必要なのは、運動と栄養です。
骨に必要なのはカルシウムとビタミンⅮ!
カルシウムを含む牛乳や椎茸を食べ日光に当たると体の中で活性型ビタミンⅮが作られます。
運動は筋力トレーニング!そしてコンディショニング!

これからの時代は運動機能向上にお金と時間をかけた方が将来的には病院に行く日数が減り健康をたもてるため医療費もかかりません!

SDGsの17の目標に「すべての人に健康と福祉を」というものがありその中に「あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」とあります。

わたしたちアイズスポーツはトレーニングとコンディショニングで、あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活をサポートしていきます!

秋の体験トレーニング随時受付中!

 

 

 

 

〇 I’S TOTALBODYSTATION 美野島
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